セルフ・カウンセリング学会ウェブサイトはこちら

 

【セルフ・カウンセリングの紹介】

セルフ・カウンセリングは、かけがえのない人生をよりよく生きることを願っている人のための、1人でできる自己発見法です。自分の思いこみ(既成概念)から自由になって、自分と世界とを再発見する方法です。

<セルフ・カウンセリングの流れ>

1.日常生活の一場面をとりあげ、自分と相手の行動を一定のルールにしたがって記述してゆきます。

自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。

家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。

テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、相手がいない場面も大切な題材になります。

自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、時間の順にそのまま書くと、リポートになります。

2.その行動の背後に潜んでいる感情や欲求を洞察します。

3.相手と自分の間にある感情や欲求のくい違いを研究します。

 

【セルフ・カウンセリングが性暴力被害者をはじめとする心に傷を負った人に与える効果】

1.自分の問題を自分で発見し、自分が何を悩んでいるのかわかります。

2.その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。

3.相手の気持ちがわかります。

4.自分と相手の気持ちを尊重しつつ、心を通わせてゆくための知恵が生まれます。

  解答を自分で創造してゆくことができるようになります。

5.人間関係のすべてに共通する心のからくりを、自分の経験を通して学ぶことができます。

 

【渡辺様から性暴力被害者への想い・メッセージ】

セルフ・カウンセリングという理論と方法は私のカウンセラーとしての経験から生まれました。

私は、深い、苦しみや悲しみを抱いた、多くのクライアントの方々に出会ってきました。その度に私が感じたことは、その人の辛い思いは私の想像をはるかに越えているということでした。

クライエントの方たちがその辛い思いを少しづつ言葉にしてゆくことによって、やがて、うすがみをはぐように傷ついた心が癒されてゆくのを見守ってきました。

セルフ・カウンセリングをして自分の思いを見つめ、書き表し、受け止めてゆくことによって、癒しが起こっているように思いました。

けれども、多くのクライエントの方たちは、あまりにも辛い経験なので、ご自分でご自分を否定的にとらえておられました。

それでも、勇気をもって、自分の心に刻みこまれている出来事をセルフ・カウンセリングのルールに沿って、書きあらわし始めてゆきました。書いてゆくうちに、“フラッシュバックが起こり、怖くなってしまいました”と語られる方もいらっしゃいました。

フラッシュバックが起こったという事は、その時の出来事を受けとめるだけの心のゆとりが生まれてきたのです。(フラッシュバックというのは、過去の出来事がまるで現在のことのようにありありと思い浮かぶ、ということです)。

クライエントの方たちのうちには、心の奥底深くに何かが沈みこんでいるのです。その何かが言葉になることを求めて、叫びをあげているのです。

あなたも心の叫びに耳を傾け、セルフ・カウンセリングの方法で、思い切って書き表してみませんか。書いたことでご自分を丸ごと受けとめることを繰り返しましょう。どんなに、けなげなご自分だったかわかりますよ。

私たちの内面の世界は、誰からも傷つけられることはないのです。外側の世界からどんなに傷つけられたとしても―。

自分だけ内面の世界こそ、大切なかけがえのない宝なのです。

 

【渡辺様の略歴】

慶應義塾大学卒業後、日本テレビ放送網株式会社に入社。プロデューサー及びディレクターとして活躍。退社後、1968年に自己形成史分析研究所ならびに自己形成史の会を設立、所長に就任。心理療法家としての活動を開始します。

75年立教大学文学部大学院組織神学修士課程修了。78年ドイツ・ミュンスター大学新約学及び牧会心理学研究修了。88年には自己形成史学会の会長に就任。97年には現在の生涯学習セルフ・カウンセリング学会が発足、会長に就任、現在にいたります。

これまで数多くの大学で教鞭をとられ、セルフ・カウンセリングに関する著書も多数執筆されています。

↓詳しい経歴はこちらをご覧下さい↓

http://www.self-c.net/profile/index.html