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施設内虐待を許さない会から集会のご案内です。
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裁判報告集会 in TOKYO ~ 司法にも見捨てられた子ども間性暴力~
公開 · 主催者: 施設内虐待を許さない会
2018年4月15日(日) 13:00 - 17:00
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東京都を始め、児童養護施設の子ども間性暴力の数字が、少しずつ明らかになってきました。
これらの実態についても、報告します。
2018年2月16日、三重県の児童養護施設における子ども間性暴力の損害賠償請求訴訟についての名古屋高裁の判決言い渡しがありました。
その判決は、「三重県には、児童養護施設における子ども間性暴力についての責任はない」「子どもを施設に入れっぱなしで、一度も面会しない母親に監督責任を認める」という、信じられない内容でした。
児童福祉法では、児童養護施設の子ども間暴力・性暴力は、発見し対応すれば、強制わいせつやレイ プ・妊娠であっても、児童虐待として扱われず、報告義務・公表義務はありません。障害者虐待防止法にある日常的予防義務もなければ、早期発見義務もありません。
児童養護施設の子 どもは立法(児童福祉法)に見捨てられています。
また、子ども間性暴力が発生しても、行政の責任はないと主張しています。
今回の判決により、司法もそれを追認したことに なります。
児童養護施設の子ども間暴力・性暴力は、児童福 祉法では、「虐待」とされず、行政である三重県は責任がないと主張し、津地裁・名古屋高栽はそれを追認しました。このように、児童養護施設の子どもたちは、立法・行政・司法の3権から見棄てられていることがわかりました。
この裁判に関わった原告及び弁護士先生をお呼びし、裁判の様子をお話しいただけることになりました。ぜひ、多くの方に、児童養護施設の子ども間暴力・性暴力についての話し合いに参加していただきたいと思います。
さて、厚生労働省は、5年ごとに児童養護施設・乳児院や里親家庭の子どもを対象とした「児童養護施設入所児童等調査」を行っています。
今年の「児童養護施設入所児童等調査」におい て、LGBTの調査項目を追加しました。
「児童をLGBTとする判断基準はあるのか?」 と厚生労働省に確認したところ、「ない」との返事でした。社会的養護の子どもの性自認や性指向を、児童相談所職員や児童養護施設職員が一方的に判定 することに、倫理的・道義的な問題はないのか?
LGBT団体の調査では、LGBTと思われる行動例として「スカートがはけない」「同性とのお風呂や同室をいやがる」などがあげられますが、性暴力を受けている子どもも同じ行動を示します。
裁判原告の女子児童もスカートがはけません。
職員から LGBTとされたことで、性トラウマによる行動が見過ごされ、性暴力を発見してもらえないのではないか? などなど、様々な問題があります。
児童養護施設の子ども間性暴力とLGBTの問題について、多くの方で議論をしていきたいと考えて います。
期 日 平成30年4月15日(日) 13:00~17:00(開場12:50)
会 場 新宿コズミックセンター 3階大会議室
東京都新宿区大久保3-1-2
最寄駅 東京メトロ「西早稲田駅」3番出口より徒歩3 分
東京メトロ・大江戸線「東新宿駅」B1出口より徒歩10 分
JR・西武新宿線「高田馬場駅」より徒歩15 分
JR「新大久保駅」より徒歩15 分
主 催 施設内虐待を許さない会
参 加 子どもの養育に関わる全ての方
集会名 裁判報告集会 in TOKYO~司法にも見捨てられた子ども間性暴力~
プログラム(案)
1.児童養護施設における子ども間暴力・性暴力の実態
児童養護施設入所児童等調査における「LGBT児童」調査の問題点
2.三重県の児童養護施設強制わいせつ損害賠償請求裁判の弁護士報告
3.同、裁判原告からの報告
4.会場との話し合い
参加費 1500円 (別売)施設内虐待に関する資料集
申込み 定員70名(FB 予約優先、先着順)
当日、直接会場にお越しください。
保 育 ありませんが、お子さま連れでも大丈夫です。
問合先 施設内虐待を許さない会
E-mail STOP@yogo-shisetsu.info
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(ヒューマンライツウォッチ)