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内閣府の調査では、調査対象の事例総数268件のうち、回答があった127事例中、障害が「あり」と見受けられる事例が 70 件あることが分かりました(※1)。

NPO法人しあわせなみだの調査では、回答した発達障がい者の7割が、何らかの性暴力を経験していることが明らかになりました(※2)。
しかし日本が定める刑法性犯罪には「障がい」という言葉はありません。
海外の調査では、障がい者は健常者の3倍、性暴力を経験するリスクを有しているという結果も出ています(※3)。

調査を踏まえ、諸外国の刑法性犯罪には「障がいに乗じた性犯罪」が定められています。
日本のお隣、韓国でも、刑法性犯罪に、障がいに関する文言が盛り込まれています(※4)。
韓国では、障がい児施設で起きた大規模な性犯罪事件がきっかけとなり、障がい児者への対応を含めた施策が整備された経緯があります。

そこで、韓国の法制度を学び、国内の法制度にどのように反映することができるのかを、有識者をお招きし、基調講演ならびにシンポジウムの様子を、動画配信(PC文字通訳付)します。
障がいの有無に関わらず、等しく「犯罪被害者になる権利」「罪を訴えることができる権利」を享受できるために、私たち一人ひとりができることを考えていきましょう。


■配信日程
2020年3月16日(月)~3月31日(火)

■配信方法
ご指定のメールアドレスに、動画URLをお送りいたします
※PC文字通訳付きで配信いたします

■内容
1)基調講演
崔 栄繁さん(DPI日本会議議長補佐)

2)シンポジウム
[登壇者]
崔 栄繁さん
廣川 真美さん(ライツ オブ チャイルド みやざき)
淵脇 千寿保さん(志学館大学法学部 講師) 
[ファシリテーター]
岩田 千亜紀さん(東洋大学社会学部社会福祉学科助教)


■配信料
無料

■申し込み
1)[フォーム]からお申し込みください
2)フォームからのお申し込みが難しい方は、メールにてお申し込みください
*件名に「動画配信申込」、本文に「名前(匿名も可)」「メールアドレス」を入力し、メールしてください
*メールアドレス:korea@shiawasenamida.org


■登壇者詳細

【基調講演】

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◇崔 栄繁(さい たかのり)さん

1966年生まれ。早稲田大学法学部卒業。韓国ソウル大学大学院留学(国際法専攻)。
1999年にDPI権利擁護センターのスタッフとなり、現在DPI日本会議議長補佐。重度障害者の介助者歴7年。
担当は障害者権利条約関係、差別禁止法・条例関係、教育、労働・雇用などのほか、日本障害フォーラム(JDF)障害者権利条約推進委員会事務局を担当。2002年より8回に渡り開催された国連の特別委員会に、第5回を除く全てに日本障害フォーラム(JDF)のスタッフとして参加。
現職のほか、2008年度より現在まで独立行政法人JETROアジア経済研究所研究会外部研究員(韓国の障害者法制度)。明治学院大学非常勤講師。
主な著書に「韓国の障害者法制―障害者差別禁止法を中心に―」、小林昌之編『アジア諸国の障害者法 -法的権利の確立と課題-』(アジア経済研究所研究双書No.585、アジア経済研究所、2010)(共著)
「韓国の女性障害者-実態と法制度-」小林昌之編『アジア諸国の女性障害者と複合差別~人権擁立の観点から~』アジア経済研究所研究双書No.629、アジア経済研究所、2017)(共著)
『障害者権利条約の実施ー批准後の日本の課題』(長瀬修・川島聡編著)(信山社、2018)(共著)等。


【シンポジウム】

[登壇者]
◇崔 栄繁さん

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◇廣川 真美さん

ライツ オブ チャイルド みやざき。NPO 法人 MC サポートセンターみっくみえ、NPO 法人子どもの虐待防止・ネットにいがた所属。司法面接士・性虐待初期対応 RIFCR(リフカー)認定研修トレーナー 。
特別支援学校講師として、県立養護学校、県立特別支援学校で10年間の勤務、保育士として、私立 保育園、公立保育所に2年間勤務する。 2001年より、研修会や学習会にて児童虐待の防止について学ぶ。2009年より、性虐待の初期 対応と司法面接について学び始め、2011年より性虐待初期対応 RIFCR(リフカー)認定研修トレー ナーとして、宮崎、三重、新潟を拠点に全国各地で講師を務める。2013年より、「性虐待について」、 「子ども虐待について」、「子どもの人権」に関する講演会の講師等を務める。


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◇淵脇 千寿保(ふちわき ちずほ)さん

志学館大学法学部 講師。
2007年専修大学法学部法律学科卒業。2015年日本大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。2016年から現職。
研究テーマは因果関係論、性犯罪処罰規定の改正、詐欺罪における財産的損害。
主な論文に「性犯罪処罰規定の法体系上の位置付け―旧刑法制定過渡期の刑法体系を基礎に―」志學館法学19号,2018年、「大学教育におけるジェンダーギャップに関する予備的考察―法学部を例に―」日本法育研究1号,2017年
「明治期における刑法上の因果関係理論の導入」法学研究年報第42号,2013年、等。


[ファシリテーター]

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◇岩田千亜紀(いわた ちあき)さん

東洋大学社会学部社会福祉学科助教。日本女子大学文学部社会福祉学科卒業後、インドJawaharlal Nehru University修士課程、日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科修了(社会福祉学博士)。専門は、障害者福祉、子ども家庭福祉、ジェンダーと福祉、プログラム評価、社会開発論。
発達障害をもつ母親の子育て支援や、障害者の性被害に関する調査、学習支援プログラムの評価調査等に取り組んでいる。
主な論文に「障害者へのDVなどの暴力についての国際的な動向と課題:文献レビュー」『東洋大学 社会学部紀要』55(1) 43-55(2018年)など。

■主催ならびにお問い合わせ
NPO法人しあわせなみだ 
korea@shiawasenamida.org


■クラウドファンディング協力者
一般社団法人あおい福祉AI研究所様/株式会社Lib様/株式会社wafactory様/PC文字通訳者会ubiquitous様/柏崎克實様/下田佳様/玉田勇様/のぞむ様/福田亮一様/ふじパパ様(順不同)