【メディアにおける性暴力】

私たちは日々、TV、雑誌、インターネット等、様々なメディアに接しています。 そこには様々な性表現が登場しています。

メディアは、不特定多数の人々が無意識に接するため、影響力がとても大きいです。 特に性については、正しい知識を得る機会が少ないため、メディアで描かれる性が一般化し、世論の中心になる事は、少なくありません。

内閣府が2012年度に実施した「男女共同参画社会に関する世論調査」では、メディアにおける性・暴力表現に関する意識について、尋ねています。

この調査によると、メディアにおける性・暴力表現に関する意識について「問題がある」と回答した人は、73.8%にのぼりました。
また、どのような点で問題があると思うかを尋ねたところ、「そのような表現を望まない人や子どもの目に触れている」が60.3%と最も高く、その他「児童に対する性犯罪を助長する」(52.8%)、「自分自身が,そのような表現を望まないので不快に感じる」(38.2%)、「女性の性的側面を過度に強調するなど,女性の人権が侵害されている」(36.9%)などの回答が挙げられました。

ネットエージェント株式会社が2015年に実施した調査では、ファイル共有ソフト利用による逮捕者のうち、児童ポルノ禁止法(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律)違反で逮捕された加害者は、28%にのぼることが分かりました。

メディアがどのように性を表現しているか、性が本人の望まないかたちで「商品化」されていないか、そして性暴力を「肯定」「助長」する表現になっていないか、性に対する「メディアリテラシー」を高めていくことが大切です。 そして私たちが性暴力の加害者にならないために、商品化された性を購入しないこと、性暴力の存在を許さない態度を示していくことが、性加害を正当化する表現の撲滅につながります。




XE Login