【スポーツ・ハラスメント】




「スポーツ・ハラスメント」は運動部やスポーツクラブ等で行われる嫌がらせです。
「指導者・先生・先輩」と、「生徒・後輩」という上下関係の中で行われます。

生徒は、指導者に対して様々な思いを抱きます。
・指導者が有している知識や技術に対する尊敬の念
・「あの人のようになりたい」という憧れの気持ち
・指導者に気に入られて、もっと指導してもらいたい、選抜メンバーに選ばれたい、優遇してもらいたい
これらは、あくまで「指導者」と「生徒」という立場によって成立する関係であり、個人的な好意とは異なるものです。

また、生徒が、知識や技術を磨き、その分野で成功する上で、指導者の存在は絶対です。
「指導者に気に入られなければチャンスを失う」という恐怖もあり、指示を拒否することは非常に困難です。

こうした生徒の思いや状況につけこみ、暴力を正当化する指導者がいます。
暴力の中には、性を使ったものもあります。

生徒は、敬愛する絶対的な指導者から性的接触に遭い、断れない状況の中で、非常に混乱します。
指導者からの性暴力は拒否したいが、スポーツの指導は受けたい。
性暴力から逃れたいが、スポーツの世界で活躍し、自分の夢を実現したい。
想いの反比例が、性暴力を隠蔽し、拡大します。

最近、柔道界での性暴力や、運動部での体罰が、取り上げられるようになりました。 2020年東京オリンピック・パラリンピック招致に向け、スポーツ・ハラスメントをなくす取り組むが求められています。




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