2020年3月14日 —
署名賛同ありがとうございます。
署名が求める、刑法に「性犯罪被害者としての障がい児者」の概念を盛り込むために、国会議員に調査報告書を持参し、現状を説明しています。
今回は自民党鬼木誠衆議院議員です。
鬼木議員は、6月に開催した、「障がい児者への性暴力が認識される社会へ」にご参加くださり、ご挨拶をいただきました。
また現在は、刑法施策を話し合う、厚生労働委員会に所属しています。
面談では、6月のイベントの中で紹介された、障がい児者への性犯罪事件について、現状を報告しました。
2018年に福岡で、障がい者施設での、所長(当時)から利用者への性虐待事件が起こりました。
しかし警察は、立件を見送りました。
この事件の被害者家族の方が、お手紙をくださり、ご家族と本人の許可をいただき、イベントの中で紹介しました。
【イベントの様子、ならびに事件の詳細はこちらです】
ところが昨年末、警察は再び捜査を始め、3月には、強制わいせつの疑いで書類送検していたことがわかりました。
再捜査は、極めて異例なことです。
鬼木議員にこの経緯を説明し、今後は二度と、こうしたことが繰り返されず、最初の捜査の時点で、書類送検に至るためにはどうすればよいのかを、相談することができました。
鬼木議員は、障がい児者が置かれた現状に、大変深く心を寄せてくださり、心強く思いました。
引き続き議員の皆様との面会の機会を増やし、障がいに乗じた性犯罪の創設が実現するよう、努力してまいります。