【11/9:東京】性被害当事者がパートナーに求めるもの

性被害後、「身近な人」のサポートがあると、被害からの回復を後押しすることが、わかってきました。
特にパートナーは、性被害当事者にとって、最も身近で信頼できる存在です。
だからこそ、パートナーヘの被害の告白には、大きな葛藤があります。
一方、国等が実施する「犯罪被害者等支援」は、「犯罪被害者の家族」を対象としており、性被害時に婚姻関係にないパートナーは、対象外です。

しあわせなみだでは、パートナーが性被害を経験した男性の語り場「寅さんのなみだ」や、パートナーが性被害を経験した男性向けチャットボット「Two Drops」、ならびにガイドブックの作成等を通じて、パートナーによる性被害当事者へのサポートを、考えてきました。
そしてこのたび、性被害を経験したことがある方に、「パートナーによる性被害当事者のサポートを考える」アンケートを、実施しました。

このイベントでは、性被害当事者はパートナーに、どのような対応を期待しているのか、どのようなサポートがあれば安心できるのかを、性被害当事者へのアンケート結果をもとに、考えます。

【日時】
・2025年11月9日(日)10時から12時まで(9時半開場)

【会場】
東京ウィメンズプラザ 1階 ホール
 *東京都渋谷区神宮前5-53-67
 *東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅 B2出口から徒歩7分
 *JR・東急東横線・京王井の頭線・東京メトロ副都心線 渋谷駅 宮益坂口から徒歩12分

【プログラム】
・パートナーが性被害を経験した男性を対象とした取り組みについて
 *パートナーが性被害を経験した男性の語り場「寅さんのなみだ」
 *パートナーが性被害を経験した男性向けチャットボット「Two Drops」
 *性被害に向き合う男性パートナーのための「ガイドブック」
・「パートナーによる性被害当事者のサポートを考える」アンケート結果の報告
・アンケート結果を踏まえたトークセッション

【登壇者(五十音順)】

[今井さいこ(いまい・さいこ)さん]
LIB Laboratory 公認心理士。
高校生の時「環境が心に与える影響」に興味を持ったことから、大学で心理学を専攻。その後、社会人としてベンチャー企業に勤める傍ら、心理カウンセラーの勉強と実践を積み、女性向けカウンセリングを始める。2013年からの5年間、妊活支援に特化したメンタルケアサービスを提供。
現在は、女性向けセラピーを個人向けに、企業向けにメンタルヘルス支援(従業員カウンセリング、ストレスチェックなど)、各種研修などを提供している。

[卜田素代香(うらた・そよか)さん]
一般社団法人THYME 代表。
性暴力サバイバー。自身のPTSD治療や刑事裁判等、当事者としての被害回復過程での経験をもとに、Webサイト「性暴力被害者支援情報プラットフォームTHYME」を立ち上げ。フェミニスト。産業カウンセラー。

[中野宏美(なかの・ひろみ)]
NPO法人しあわせなみだ 理事。社会福祉士。精神保健福祉士。社会福祉学修士。
友人がDVに遭ったことをきっかけに、できることから始めようと決意。「2047年までに性暴力をゼロにする」ことを目指して、2009年「しあわせなみだ」を立ち上げる。2011年にNPO法人化。2023年まで理事長。
著書に「多職種連携による支援と予防ー性的被害経験後の人生に寄り添うために」(小木曽宏編『児童福祉施設における性的問題対応ハンドブック』,2022)等。論文に「性暴力経験者へのソーシャルワーク実践」(日本ソーシャルワーク学会誌33,2016)等。

【定員】
・150名

【参加費】
・無料
 *「パートナーによる性被害当事者のサポートを考える 報告書」ならびに「性被害に向き合う男性パートナーのためのガイドブック」をプレゼント!

【申込】
[フォームからお申し込みください]
※ご記入いただいた個人情報は、本イベントの運営および必要なご連絡の目的のみに使用し、その他の目的には使用いたしません。

【企画実施】
NPO法人しあわせなみだ
[お問い合わせはこちらから]

*本イベントは東京ウィメンズプラザフォーラムの企画として実施します

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次