
NPO法人しあわせなみだは、ポルノ被害と性暴力を考える会と共に、父親にポルノ動画を撮影された子どもが、裁判で特定されないこと
を求めるオンライン署名を開始しました。
ぜひご賛同ください。
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父親にポルノ動画を撮影された子どもが、裁判で特定されないようにしてください
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私たちは、すべての子どもの生きる力を支えたい、と思っているメンバーです。
今、私たちが守りたい、1人の子どものことを、紹介させてください。
その子のお父さんは、子どもの性的動画を撮影し、販売していました。
そして、児童ポルノ法違反で逮捕されました。
「家の収入源なので我慢した」と考え、協力していた子どもの気持ちを考えると、やりきれない思いでいっぱいになります。
そしてこの事件では、容疑者である父親が特定されると、容疑者の娘である、その子どもも特定されてしまいます。
このため、父親が匿名で報道されています。
ところが裁判では、被疑者(=容疑者)は原則実名です。
被疑者の名前が明らかになれば、子どもも特定されてしまうことになります。
刑事訴訟法第二百九十条の二では、児童ポルノの被害者等、相当と認められる時には、被害者を特定する情報は、裁判で非公開になります。
でも、この事件では、被害者の情報だけを非公開にしても、被害者が特定されてしまいます。
もし自分がこの子どもの立場だったら、と考えてみました。
児童ポルノに出演していたことは、誰にも知られたくない、と思いました。
自分の友だちに知られたら、二度と学校に行けない、と思いました。
自分のビデオを見た人が、裁判を傍聴しに来たらどうしよう、と思いました。
私たちは、この裁判では、被疑者の実名を秘匿することで、被害児の特定を防いで欲しい、と考えました。
同様の裁判として、高校内で起きた性犯罪について、被疑者の情報が公開されると、被害者が特定されるリスクがあることから、被疑者の実名が秘匿されたものがありました。
この事件も同じように、被害者である子どもを守ってほしいと思いました。
最初から公開されてしまったものを、後から秘匿にすることはできませんが、秘匿したものを、子ども自身が公開したいと思った時には、公開することができます。
秘匿することで、子どもが成長し、事件と向き合えるようになった時、「公開する」か「秘匿したままにする」か、という選択肢を残しておきたいです。
賛同したい!と思った方、ぜひ以下にご協力ください。
☆1)署名に賛同してください
☆2)賛同者コメントを投稿してください
☆3)SNSで拡散してください
※ご自身のつぶやきには #児童ポルノ被害署名 をつけてください!
2015年に行った、宮崎強姦ビデオ署名では、19000筆を超える賛同を得たことにより、最高裁で、被害時の様子を盗撮したビデオの原本没収が認められるという、画期的な成果を得ることができました。
市民の声が届けば、社会は必ず変わります。
ぜひ皆さんの力をください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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