性暴力を受けた障がいのある人たちの中には、誰にも相談できず、ひとりで悩みを抱えている方がいます。
「嫌だ」と言いづらい、「助けて」が伝わりづらい。
その声を、どうすれば受けとめ、支援につなげることができるのか。
今回、しあわせなみだでは、障がい当事者が性被害にあった際に支援者や警察につながる過程を描いたドラマ動画を制作しました。
2025年7月19日、いよいよその完成版を初公開いたします。
「#8103(はーとさん)」という全国共通の性犯罪被害相談ダイヤルにたどり着くまで、どのような葛藤や困難があるのか。
そのリアルな描写とともに、支援の可能性を考える時間にしたいと思います。
自治体や保護者を対象に「発達障害特性を持つ方との接し方」等講演をされている一般社団法人チャレンジドLIFEさん による制作監修を経て、より実情に即した内容となっています。
トークセッションでは、PART.1に引き続き動画制作を手がけたディレクター夏衣麻彩子さんに加え、ドラマの主人公のモデルとなった大沼祐里さんをお迎えし、制作の裏側や伝えるための工夫、そしてご本人の思いをお話いただきます。
PART.1のインタビュー編をご覧になった方も、初めての方も、ぜひご参加ください。
日時:
2025年7月19日(土)19:00〜20:15
形式:
会場 ・ オンライン配信
プログラム:
・ドラマ動画 上映(約30分)
・トークセッション(制作ディレクター 夏衣麻彩子さん/ドラマ主人公モデル 大沼祐里さん)
・質疑応答
講師プロフィール

大沼祐里(おおぬま・ゆり)さん
東京都在住。板橋区のボランティア団体「空色のアトリエ」事務局長。
就職活動で躓いたことをきっかけにADHD、うつ病と診断される。
その後情報収集や仲間づくりのために発達障害の当事者会に参加する。
現在は障害者雇用の事務職として働きながら、空色のアトリエで発達障害者の居場所づくりを行うほか、Neccoカフェやイベントバーエデンにて発達障害と恋愛をテーマにしたイベントを主催している。

夏衣麻彩子(なつい・あさこ)さん
映像制作をしながら社会運動にも取り組み、アートとアクティビズムの交差点を模索中。
監督作に「マイ・シェアメイト(2017 年/ 25 分)」「ペールブルーがかさなる(2019 年/30 分)」「明けない夜とリバーサイド(2021 年/46 分)」など。
近年は映画だけでなくMV、広告映像など幅を広げて精力的に活動している。
参加費:
無料(要申込)
定員:
会場75名・オンライン100名
会場:
東京ウィメンズプラザ 第一会議室
オンライン視聴方法:
teamsのウェビナー機能を使用いたします。
申込者に前日までにご案内します。
ユニバーサル情報:
・手話通訳があります。
・館内には多機能トイレがあります。
お申し込み:
【フォームからお申し込みください】
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