刑法性犯罪処罰規定に「障がい」の概念を盛り込むための活動が、日本社会福祉学会編集『社会福祉学』Vol.66-2に掲載されました。
岩田千亜紀さん(東洋大学福祉社会開発研究センター客員研究員)による実践報告です。
しあわせなみだのメンバーが参加したワークショップ、ならびに個別ヒアリングを通じて、改正に向けたロビイングを、評価していただきました。
[タイトル]
『「障害のある性暴力被害者に関する刑法性犯罪改正を目指した活動」へのプログラム評価ーより効果的なソーシャルアクションの実践方法を検討するためにー』
[プロセス評価・アウトカム評価]
☆アウトプットの達成状況
1)障害者が性暴力被害に遭いやすいことを知る人が増える
2)活動への賛同者が増える
3)国会議員が関心を持つ
4)司法関係者の理解が増える
☆アウトカム達成の貢献要因
1)課題の設定と目標設定
2)活動の組織化
3)多様な組織/人々への働きかけ
☆ソーシャルアクションの実践方法
1)課題の設定と目標設定に関わる、調査の実践によるニーズやエビデンスの可視化
2)活動の組織化
3)多様な組織/人々への働きかけ
4)事業のアウトカムの達成に影響を与える外部要因の特定と、外部要因のモニタリングとアセスメントに基づく事業計画の修正
今後もこうした機会を増やしていかれるよう、努力してまいります。
応援よろしくお願いいたします。
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*該当論文のウェブへの掲載は、約2か月後の予定です
刑法性犯罪改正に向けたソーシャルアクションが論文になりました
